大日寺跡湯殿山神社
 
 大井沢中村地区にあり、大日寺の開基は、旧記(妙学坊文書)に「大祖弘法大師天長年中(824833)湯殿山を開かれ、また、大日寺も創建したまう」とあり、本道寺、大日坊、注連寺と同じ時期の開基と考えられる。
 大日寺は湯殿山別当四ヶ寺の1つとして、江戸時代中期以降に最も繁栄し、貞享年中(1684)勅命により、国家鎮護玉体安穏の祈願寺として免許される等、また、江戸の誕生院よりは二百八十匁の大鐘が奉納される等、日本七大霊場の1つに数えられるまでに至っった。
 大井沢の里は、白衣の行者によって埋め尽くされ「湯殿まで笠の波打つ大井沢」と歌にまで詠まれたのは、こ の時代である。
 御朱印は四石五斗、境内三丁四方このうち、本堂、山門、惣天門、金蔵院、妙智院、蓮華院、福蔵、地蔵堂、山王堂、五智堂、大師堂、鐘 楼、庫裏、台所、門前家来六軒七坊があり、外に宿坊は二十六坊、明治初期までの繁栄が推察されます。
 明治元年(1868)神仏分離令の公布と共に諸仏は縁ある寺院に流され、明治7年(1875)遂に寺号を返上し、翌明治8年(1876)摂社湯殿山神社と改称された。
 明治36年(1904)12月、火災により山門鐘楼を残し一切を焼失し現在に至っている。
 
 
 
 
ご案内
問合せ  宮司宅 TEL0237-76-2416
 九月の例大祭には前夜祭として勇壮な火渡り神事が行われる。
 
※映像はハイビジョン収録です。